
なかなか治療時間内で歯周病についてご説明できない事をもどかしく思っていましたので、この場をお借りして詳しくご説明いたします。あまり専門的な言葉は出てきません。図を見ながらひと通り読んでいただければ結構です。(別に試験に出るわけではないですので・・・)歯周病について知ることが予防の第1歩です。












歯周病は原則的に保険治療で治せます。(歯にこびり付いた、どうしてもとれないようなヤニなどの着色は厳密にいうと病気ではないので保険治療ではとれません。)


ここからもう一度歯周検査を行い、歯ぐきの内部(歯周ポケット内)に留まっている歯石をとって行きますが、一度にとれる範囲が保険治療で限られているため、お口の中全体の場合(よほどひどい方の場合ですが)上下左右6ブロックに分けて歯石をとっていきます。各回だいたい1,000円~1,500円くらいかかります(検査をしたり歯石をとる本数、歯の種類によって保険の料金が違うのです。)これをSRPスケーリング・ルートプレーニングといいます。
SRP(スケーリング・ルートプレーニング)いったん歯周病になり歯周ポケットができると、細菌の塊であるプラークの溜まり場となり、細菌の死骸は歯ぐきなかで歯石と化して歯根にこびりつきます。軽石状の歯石が溜まった歯周ポケットは、プラークの隠れ家としてますます居心地のよい場所となり、結果として歯周病がさらに悪化する、という悪循環が始まってしまいます。こうした悪循環を生まないために、あるいは断ち切るために役立つのが、定期的に受けるSRP(スケーリング・ルートプレーニング)です。
中等度の歯周病の場合SRP がすべて終わったからといって、もう歯周病にならないわけではないので定期的にメインテナンス(主にスケーリング・ルートプレーニングです。でも1回徹底的にSRPをすればメインテナンス時に付いている歯石の量はわずかなので、たいがい1回多くても2回で終わります)が必要になります。1月に1回いらっしゃる患者様もいらっしゃいますが、3ヶ月、6ヶ月に1回の患者様もいらっしゃいます。

それ以外でまだ助かりそうな歯の場合、上記の中等度の歯周病の処置を行い、再び検査を行い、どのように治療するか決めます。歯肉の状態が改善したならそのままメインテナンスに移行しますが、(場合によっては強力な接着剤を使い固定をします)どうしても症状が改善しない場合(腫れや膿がなかなか止まらない場合)外科的な処置をすることがあります。(当然、よくご説明して患者様のご同意があった上でです)
定期健診については、定期健診のすすめのページをご覧下さい。
