豊島区・池袋・東池袋・歯科・タキザワデンタルクリニック・歯周病・かなりくわしい歯周病の説明・歯周病治療・費用
■歯周病について知りましょう。

 なかなか治療時間内で歯周病についてご説明できない事をもどかしく思っていましたので、この場をお借りして詳しくご説明いたします。あまり専門的な言葉は出てきません。図を見ながらひと通り読んでいただければ結構です。(別に試験に出るわけではないですので・・・)歯周病について知ることが予防の第1歩です。

歯周病とは、放っておくと歯を失ってしまう、歯ぐきと歯を支える骨の病気です。
 歯周病の原因菌を含むプラーク(細菌のかたまり)によって炎症が起こります。生活習慣によっては、歯周病を悪くさせるものもあります。
 歯周病は、歯と歯ぐきの間に入り込んだ歯周病原菌と全身や生活習慣の問題から起こる病気です
歯周病かどうかを調べるには?以下のような検査を行います。
歯がどれだけ動揺しているかを調べたり(動揺度検査)
レントゲン写真を撮影したりします。
 この中で歯周ポケット検査について詳しくお見せしましょう。歯と歯ぐきの境目に“プローブ”という先が丸くなっている器具で(ちょっとだけチクチクします)歯周病の進行状態や回復状態をチェックします。
 歯周ポケットの深さにより歯周病の進行状態が判ります。深いほど歯周病が進行しているのです。2mm以下が健康です。
 歯の根の形や歯石が付いているかを確認します。歯石が付いていると引っかかる感じがします。
 歯ぐきの出血が起こるところでは、歯石が付いていたり、歯ぐきが腫れていたりします。
 歯周病はどのように進行するのでしょうか?歯周病の初期段階の“歯肉炎”は、子どもを含むほとんどの年代の人に見られます。歯肉炎をそのまま放っておくと“歯周炎”に進行します。“歯周炎”は歯ぐきの状態が悪化し、歯を支える骨も破壊されるため、歯がぐらぐらと動くようになり、最終的には抜けてしまいます。
 歯周病はどうしたら治るのでしょうか?それにはセルフケア(ご自分でのケア)とプロフェッショナルケア(歯科医院でのケア)が必要です。患者さんと歯科医師・歯科衛生士が連携し、歯周病を治していきます。
 では具体的に、症状別にどのような治療法になるか、ご説明しましょう。

 歯周病は原則的に保険治療で治せます。(歯にこびり付いた、どうしてもとれないようなヤニなどの着色は厳密にいうと病気ではないので保険治療ではとれません。)

 歯肉炎の患者さんの場合、初診でレントゲンを撮影して歯周病の検査と歯石除去(スケーリング)をして2回以内の通院で終わります。(他にむし歯などの治療などがなければの話でですが・・・)3割負担で約3,700円位の費用がかかります。
 中等度の歯周炎の患者さんの場合。初診でレントゲンを撮影と検査をして、歯石除去とブラッシング指導等で2回通院していただきます。(ここまでの治療費は、上記と同じく約3,700円ぐらいです。)

 ここからもう一度歯周検査を行い、歯ぐきの内部(歯周ポケット内)に留まっている歯石をとって行きますが、一度にとれる範囲が保険治療で限られているため、お口の中全体の場合(よほどひどい方の場合ですが)上下左右6ブロックに分けて歯石をとっていきます。各回だいたい1,000円~1,500円くらいかかります(検査をしたり歯石をとる本数、歯の種類によって保険の料金が違うのです。)これをSRPスケーリング・ルートプレーニングといいます。

 SRP(スケーリング・ルートプレーニング)いったん歯周病になり歯周ポケットができると、細菌の塊であるプラークの溜まり場となり、細菌の死骸は歯ぐきなかで歯石と化して歯根にこびりつきます。軽石状の歯石が溜まった歯周ポケットは、プラークの隠れ家としてますます居心地のよい場所となり、結果として歯周病がさらに悪化する、という悪循環が始まってしまいます。こうした悪循環を生まないために、あるいは断ち切るために役立つのが、定期的に受けるSRP(スケーリング・ルートプレーニング)です。

 中等度の歯周病の場合SRP がすべて終わったからといって、もう歯周病にならないわけではないので定期的にメインテナンス(主にスケーリング・ルートプレーニングです。でも1回徹底的にSRPをすればメインテナンス時に付いている歯石の量はわずかなので、たいがい1回多くても2回で終わります)が必要になります。1月に1回いらっしゃる患者様もいらっしゃいますが、3ヶ月、6ヶ月に1回の患者様もいらっしゃいます。

 重度の歯周病の患者様の場合、最初から歯周治療しても治る見込みがないくらいグラグラして抜けそうな歯の場合、(その場合患者様のほうから「抜いてください」と言われることが多いのですが)抜歯いたします。

 それ以外でまだ助かりそうな歯の場合、上記の中等度の歯周病の処置を行い、再び検査を行い、どのように治療するか決めます。歯肉の状態が改善したならそのままメインテナンスに移行しますが、(場合によっては強力な接着剤を使い固定をします)どうしても症状が改善しない場合(腫れや膿がなかなか止まらない場合)外科的な処置をすることがあります。(当然、よくご説明して患者様のご同意があった上でです)

 いずれにしましても歯周治療には、定期健診(メインテナンス)が必要です。

定期健診については定期健診のすすめのページをご覧下さい。

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